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【宝塚記念】グランプリ男の池添謙一騎手 ローシャムパークで現役最多タイの4勝目なるか

2025年06月12日 07:30

宝塚記念2025に出走予定のローシャムパーク(24年6月撮影、ユーザー提供:KTomokiさん)

「グランプリ男」の池添謙一騎手がローシャムパーク(牡6、美浦・田中博康厩舎)で現役最多タイとなる宝塚記念(3歳上・GI・芝2200m)の13年ぶり4勝目を狙う。

 池添騎手はこれまで宝塚記念に17回騎乗している。05年に11番人気のスイープトウショウで初勝利。09年にドリームジャーニー、12年にオルフェーヴルで勝ち、兄弟馬での同一GI制覇も成し遂げている。その後は未勝利だが、存在感は抜群。14年に9番人気のカレンミロティックで2着、15年に11番人気のショウナンパンドラで3着、20年に12番人気のモズベッロで3着、23年に10番人気のスルーセブンシーズで2着と、何度も高配当を提供している。通算3勝は武豊騎手の4勝に次いで、そして有馬記念を含めたグランプリ通算7勝も武豊騎手の8勝に次いで、ともに歴代2位。それだけに「グランプリで最も頼りになるジョッキー」といっても過言ではないだろう。

 今年のパートナーはテン乗りとなるローシャムパークだ。23年の函館記念で重賞初制覇を果たすと、続くオールカマーではタイトルホルダーを下した。その後は未勝利だが、24年の大阪杯、米G1・BCターフとG1で2着が2回。折り合いが難しい上、差し脚質とあって安定感には欠けるが、嵌まった時の末脚の破壊力はピカ一だ。1年前の宝塚記念は5着だったので、その雪辱を果たしたい一戦でもある。

 池添騎手は勝てば宝塚記念が4勝目、グランプリが8勝目で、ともに武豊騎手と並んで歴代トップタイとなる。インパクトだけではなく、数字の面でも「グランプリに一番強いジョッキー」となれるか。「GI請負人」の思い切った手綱捌きに要注目したい。

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