アパレルブランド「CL by C.ルメール」はこのほど、キャロットファームとの特別なコラボレーションアイテム4点を発表した。今回の取り組みでは17年の日本ダービー馬であり、ルメール騎手も「特別な馬」と思いを寄せるレイデオロに関するグッズも含まれる。
プロジェクトは2023年より継続しているシルクレーシング、24年より始まった社台ファームに続くもの。各クラブとのコラボレーションでは、それぞれの意向により選定された団体へ該当コレクションの売上から5%を寄付している。今回のキャロットファームとのコラボでは、「全日本学生馬術連盟」への支援が実現。未来の馬術界を担う若者の活動を支援する。
今回のパートナーシップについて、それぞれがコメントを発表した。
有限会社キャロットファーム代表取締役社長・黒田真知子氏は「馬への深い敬意と溢れる愛情を示し続けるルメール騎手。ご自身のブランドを通じて、馬事文化の振興に取り組む姿勢に感銘を受け、今回のパートナーシップを大変嬉しく思います。レイデオロは、ルメール騎手をダービージョッキーへ、私達をダービーオーナーへと導いてくれた特別な馬です。あの忘れられない喜びを纏い、共に競馬の魅力を伝えていけることを心より願っています」。
CL by C.ルメール創設者のルメール騎手は「馬とともに歩んできた自分にとって、学生馬術の世界を応援できることは大きな喜びです。未来の騎手やホースマンたちが情熱を持って成長できる環境づくりに、少しでも貢献できることを誇りに思います。CL by C.ルメールを通じて、馬術の魅力がより多くの人々に届くことを願っています」。
一般社団法人全日本学生馬術連盟会長・山内英樹氏は「このたび、ジャパンメイドアパレルブランド『CL by C.ルメール』様とクラブ法人『キャロットファーム』様のご理解とご協力により、ブランド商品の売り上げの一部をご寄贈いただくこととなり、誠にありがとうございます。当連盟運営に有効に活用させていただきたく、感謝とともに心よりお礼申し上げます。
学生馬術界では、全国各大学の馬術部において競走馬を転用し、部員たちが再調教を行うことで競技馬あるいは練習馬として活躍している馬が多くおります。そのため、競走馬に対する知識も豊富で、ルメールジョッキーおよびキャロットファームの活躍についても広く認識されております。学生たちは競馬に興味を持ちながら、元競走馬の再調教に日々励んでおります。今後とも、学生馬術へのご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます」と話した。
4つの新作コレクションは、6月18日から24日まで大丸福岡天神店1階で開催される「CL by C.ルメール」のポップアップストアにて販売開始。なお、九州での出店は今回が初めてとなる。