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【宝塚記念】ヨーホーレイク、子ども計44勝の偉大な母にG1タイトルを 11年連続でディープインパクトを配合 金子真人オーナーの思い入れ強い

2025年06月11日 06:05

7歳で京都記念を勝ち、充実期のヨーホーレイク

◆第66回宝塚記念・G1(6月15日、阪神競馬場・芝2200メートル)

 第66回宝塚記念・G1(15日、阪神)に出走予定のヨーホーレイクは、父ディープインパクト、母クロウキャニオンともに所有した金子真人オーナーの思い入れある良血馬。屈腱炎など故障を乗り越えての参戦で、充実期となった今、史上3頭目となる7歳での春グランプリ制覇を狙う。

 再び、歓喜の瞬間をともに味わいたい。友道調教師がヨーホーレイクで締めくくる春のG1ロード。同じ金子真人オーナーとのコンビだったカムニャックでオークスを勝った。「金子さんが本当にうれしそうだった。普段はそんなに見せる方じゃないのにね。自分の馬の子どもで力も入るという面もあるんじゃないかな」。ディープインパクトの全兄になるブラックタイド産駒でG1初勝利。間近で興奮が伝わってきた。

 ヨーホーレイクにも、こだわりが詰まっている。両親は金子オーナーの所有馬。母クロウキャニオンの子どもは16頭で14頭が勝ち上がり、計44勝を挙げている。なかでも、繁殖2年目から何と11年連続でディープインパクトを配合され、すべての子が勝ち上がっている。偉大な血脈を11頭目で初めて手がけることになった友道師はデビュー前から熱い視線を送っていた。「体のあるディープ産駒で、マカヒキっぽい。ダービーを考えるような馬でした」と自らをダービートレーナーへ導いた思い出の存在をだぶらせる。

 道のりは平坦ではなかった。4歳春に発症した屈腱炎での約2年2か月を始め、様々な故障での休養は計3年以上にわたる。しかし、決してあきらめない。今年は京都記念を勝ち、G1の大阪杯でも3着。ようやく充実期を迎えている。「数を使っていないから、体が若いです」。7歳で勝てば、70年のスピードシンボリ、04年のタップダンスシチーに続く、レース史上3度目となる。

 友道師は宝塚記念に延べ12頭の出走も、まだ勝利はない。「オークスもそうだったけど、勝てていないG1を勝てた時は、やっぱりうれしいよ。ただ、まずはお母さんにG1の大きなタイトルを何とか取らせてあげたいですよね」。雌伏の時を経た素質馬が一族の悲願を成就する。(山本 武志)

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