27日、水沢競馬場で行われた10R・第26回ビギナーズC(ダート1400m)は、関本淳騎手騎乗の6番人気ワタリシンセイキ(牡2、岩手・三野宮通厩舎)が、2番人気フジフーフーに3馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分29秒9(良)。この勝利が新種牡馬ビワシンセイキ産駒の初勝利となった。
勝ったワタリシンセイキは、父ビワシンセイキ、母がJRA2勝のシャトーサウザンド(その父プラウドデボネア)という血統。
同馬の父ビワシンセイキは、父フォーティナイナー、母オシアナ(その父Northern Dancer)という血統。伯父にStorm Bird(種牡馬)がいる。現役時代は03年かきつばた記念(交流GIII)、03年とちぎマロニエC(交流GIII)を制したほか、03年フェブラリーS(GI)2着などダート重賞で活躍。通算33戦10勝(うち地方12戦2勝、重賞2勝)の成績を残した。05年に種牡馬入りし、06年からは韓国で供用。初年度産駒は16頭が血統登録されている。