ジューンSを勝利したシルトホルン(c)netkeiba、撮影:下野雄規
東京11Rのジューンステークス(3歳以上オープン・芝1800m)は5番人気
シルトホルン(大野拓弥騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分48秒0(良)。半馬身差の2着に9番人気
トゥデイイズザデイ、さらにクビ差の3着に3番人気
トーセンリョウが入った。
シルトホルンは美浦・新開幸一厩舎の5歳牡馬で、父スクリーンヒーロー、母シンメイミヤビ(母の父Langfuhr)。通算成績は25戦3勝。
レース後のコメント
1着
シルトホルン(大野拓弥騎手)
「ゲートに不安は残りますが、競馬自体はいろいろなパターンに対応できるようになりました。状態が絶好調とは言えないなかで勝ち切ってくれました。賞金を加算できたのは大きいです。目標を作って仕上げられるので、今後も楽しみです」
2着
トゥデイイズザデイ(石川裕紀人騎手)
「初めて乗りましたが、成績が不振で転機になればと思い、極端な競馬をしました。ゲートを出ることが第一条件ですし、最後入れでこういう競馬ができました。スタートを決めないとスター
トラインに立てないですからね」
3着
トーセンリョウ(M.ディー騎手)
「終いの脚は素晴らしかったですが、この雨だったので、パンパンの馬場でやりたかったです。このクラスで力があるのはわかっていましたし、展開のアヤもありました。テンは速かったですが、向正面でペースが落ち着いて、調教師からはじっと動かないようにと言われていました。それで脚が溜まったのが生きました」
4着
グリューネグリーン(横山琉人騎手)
「ハナに行こうと思いましたが、外から主張していく馬がいたことで、逆にちょうど良い位置にはまることができました。併せ馬になって、勝てるぐらいの反応がありました。差はないので、最近復調しているかなと思います。距離はこれぐらいが良いですし、この成績で安定してくれれば良いですね」
5着
ダノンエアズロック(D.レーン騎手)
「スタートして、リズム良く回って来られました。しかし、馬場が荒れ始めて、芝のキック
バックを気にしているところがありました。直線では一瞬良い脚を見せてくれましたが、思ったより伸びなかったです」