15日、函館競馬場5Rで行われた新馬戦(2歳・芝1200m・9頭)は、スタート一息も直線で突き抜けた小沢大仁騎手騎乗の2番人気ルージュサウダージ(牝2、栗東・松永幹夫厩舎)が、2番手から脚を伸ばした1番人気アニマレイ(牡2、栗東・須貝尚介厩舎)に1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分08秒4(良)。

　さらにクビ差の3着に4番人気ハルヒメ(牝2、美浦・矢嶋大樹厩舎)が入った。なお、3番人気ヘクセンハウス(牝2、栗東・吉田直弘厩舎)は5着に終わった。

　勝ったルージュサウダージは、父フィレンツェファイア、母ミッドナイトラヴ、その父ロードカナロアという血統。3代母ファビラスラフインは96年の秋華賞馬。父フレンツェファイアは今年の新種牡馬で、そのJRA初勝利一番乗りとなった。勝ちタイム1分08秒4(良)は、20年6月20日にモンファボリがマークした1分08秒7(良)を0秒3更新する2歳コースレコード。

【勝ち馬プロフィール】
◆ルージュサウダージ(牝2)
騎手:小沢大仁
厩舎:栗東・松永幹夫
父:フィレンツェファイア
母:ミッドナイトラヴ
母の父:ロードカナロア
馬主:東京ホースレーシング
生産者:追分ファーム

【全着順】
1着　ルージュサウダージ　2人気
2着　アニマレイ　1人気
3着　ハルヒメ　4人気
4着　マーゴットミスト　5人気
5着　ヘクセンハウス　3人気
6着　アパタイトテソーロ　7人気
7着　ラシッド　8人気
8着　ルーセントムーン　6人気
9着　マジックショー　9人気