過去に多くの逸材がデビューした宝塚記念デーの阪神9F戦。近年では17年
ダノンプレミアム、20年
ダノンザキッドがのちのG1馬となっている。今年制した
サレジオは幼さを見せながらも、先頭に立って押し切った。他の上位馬もなかなかの素質馬でレベルの高さがうかがえた。20年有馬記念2着馬
サラキアを母に持つ成長力に富んだ母系。今後の活躍が楽しみだ。
東京では日曜5R
リアライズシリウスが7馬身差の圧勝劇。ハナを切ってメンバー最速の末脚を繰り出し、完成度の高さが目を引いた。土曜5Rも
ドリームコアが危なげなく逃げ切り。母が20年香港C覇者
ノームコア。大舞台を狙える器だろう。函館では開催初日に
カイショーがレコードV。時計が出やすい馬場とはいえ、特筆できる
スピード。世代を盛り上げる存在かもしれない。