しらさぎSに出走するチェルヴィニア(c)netkeiba
6月22日(日)は東京・阪神・函館の3場開催となっている。
■府中牝馬Sでカニキュルが重賞初制覇に挑む
東京11Rは芝1800mの府中牝馬S(GIII)。カニキュルは3勝すべてが東京で、5走前のGII・フローラSでも3着するなど、東京コースがベスト。ここは格上挑戦で軽ハンデ。重賞初制覇も十分だ。対するは、前走の都大路Sを圧勝して勢いに乗るセキトバイースト、実績上位のラヴェルなど。
■しらさぎSで二冠牝馬チェルヴィニアがマイル戦に登場
阪神11Rは芝1600mのしらさぎS(GIII)。チェルヴィニアは昨年のオークス、秋華賞を制した二冠牝馬。近2走は京都記念で9着、前走のドバイシーマCで6着と結果が出ていないが、実績はメンバー中随一だ。今回は桜花賞以来となるマイル戦。距離適性を示し、復活の狼煙を上げたい。対するは、本格化ムードの良血馬シヴァース、重賞3勝の実力馬レーベンスティールなど。
■UHB杯でナムラローズマリーが得意の洋芝で復活を期す
函館11Rは芝1200mのUHB杯(3勝)。ナムラローズマリーは昨年の函館、札幌のスプリント戦で3連勝を飾った実績を持つ。洋芝適性は明らかに高い。近2走は二桁着順と振るわないが、得意の舞台に戻れば一変の可能性は十分。対するは、3連勝を狙うソルトクィーン、現級での2戦が悪くないレオテミスなど。
■多摩川SでモンドデラモーレがOP入りを目指す
東京10Rは芝1400mの多摩川S(3勝)。モンドデラモーレは前走のGI・NHKマイルCで強敵相手に4着と健闘。2走前のファルコンSでも2着に入っており、重賞でも通用する能力の高さを示している。今回は自己条件に戻り、相手関係は楽になる。確勝を期してOP入りを狙う一戦だ。対するは、中央復帰後2連勝中と勢いに乗るシンバーシア、前走の渡月橋Sで2着に入ったサクセスアイなど。
■姫路Sでリトルハピが無傷4連勝でのOP入りを狙う
阪神10Rはダート1800mの姫路S(3勝)。リトルハピはデビューから無傷の3連勝中。兄にハピやアウトレンジといったOP馬がいる良血で、前走の勝ちっぷりからも能力は非常に高い。無傷4連勝でのOP入りを狙う。対するは、堅実に走るルシュヴァルドール、2連勝中のヒロノラメールなど。
■檜山特別でバギーウィップが連勝を狙う
函館10Rはダート1700mの檜山特別(2勝)。バギーウィップは2走前のカトレアSで大敗を喫したが、立て直した前走のわらび賞で見事な変わり身を見せて快勝。休ませた効果はてきめんで、本格化の兆しを見せている。昇級初戦・古馬相手でも連勝を期待したい。対するは、堅実なパフ、昇級初戦も力あるプラムダンディなど。
■東京8Rでアルメントフーベルが自己条件で巻き返しを図る
東京8Rは芝1600mの3歳上1勝クラス(1勝)。アルメントフーベルは2走前のアネモネSで3着に入り、リステッドの舞台でも通用する力を見せた。前走のスイートピーSは10着に敗れたが、今回は自己条件。実績あるマイル戦で巻き返しを狙う。対するは、前走この条件で2着だったレイククレセント、エンペラーズソード、マイネルフォルツァなど。
■阪神5Rの新馬戦でミュージアムマイルの半妹フェスティバルヒルなどがデビュー
阪神5Rは芝1600mの新馬戦。半兄に今年の皐月賞馬ミュージアムマイル(父リオンディーズ)がいる、サートゥルナーリア産駒のフェスティバルヒルが坂井瑠星騎手でデビューする。
■東京5Rの新馬戦でフォーエバーヤングの半妹ダーリングハーストなどがデビュー
東京5Rは芝1600mの新馬戦。半兄に今年のサウジCなどGI級4勝を含む重賞7勝を挙げているフォーエバーヤング(父リアルスティール)、半姉に24年アルテミスSを勝ったブラウンラチェット(父キズナ)がいる、エピファネイア産駒のダーリングハーストがD.レーン騎手でデビューする。また、注目のコントレイル産駒シャルトルも三浦皇成騎手でデビューする。
■東京6Rの新馬戦でジューヌエコールの仔エコールナヴァールなどがデビュー
東京6Rは芝1400mの新馬戦。17年函館SS(GIII)など、重賞2勝を挙げたジューヌエコールの仔でアドマイヤマーズ産駒のエコールナヴァールが戸崎圭太騎手でデビューする。
■地方競馬で2重賞
・水沢競馬場では18時05分にウイナーカップ(重賞)が行われ、2走前にあやめ賞(重賞)を勝ったピカンチフラワーなどが出走する。
・高知競馬場では18時15分に高知優駿(重賞)が行われ、重賞連勝中のジュゲムーンなどが出走する。
■団野大成騎手のバースデー
22日は団野大成騎手の25歳のバースデー。当日は東京で4鞍に騎乗する。
■奥平雅士調教師のバースデー
22日は奥平雅士調教師の53歳のバースデー。当日の管理馬は東京で1頭がスタンバイしている。