青函S2025に出走予定のモリノドリーム(撮影:山中博喜)
土曜函館メインの青函ステークス(3歳上・オープン・芝1200m)は、22年に条件を改めて再開されたレースだ。ここでは近3回の人気別、脚質別、枠順別、血統別の成績から、傾向を探りたい。
まずは人気別だが、連対した6頭は全て3番人気以内だった。しかし、3着は順に4番人気、6番人気、10番人気だった。したがって馬連は平穏、3連複&3連単はヒモ荒れあり、と考えたい。続いて脚質だが、馬券圏内9頭のうち、実に8頭が4角6番手以内だったので、ある程度の位置にいないと厳しい。また、枠順は1〜2枠が【0-0-0-12】と苦戦しているのに対し、8枠が【1-1-1-3】の好成績。サンプル数が少ないので断定しづらいが、ひとまずは外枠優勢としたい。
最後に血統に触れておきたい。要注目はロベルト系で【2-0-2-3】の勝率29%、複勝率57%と気を吐いている。エピファネイア産駒やモーリス産駒を見かけたら、積極的に馬券に組み込んでほしい。