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【ラジオNIKKEI賞】モティスフォント豪快走 折り合い考慮し馬具に工夫 バラ一族の血統的ポテンシャル活かし重賞初Vへ

2025年06月27日 06:00

 美浦Wで力強い動きを見せたモティスフォント(撮影・持木克友)

 「ラジオNIKKEI賞・G3」(29日、福島)

 降りしきる雨を切り裂き、豪快に突き抜けた。モティスフォントは26日、美浦Wを発進。先導するレシプロシティ(5歳3勝クラス)をコーナーであっさりパスすると、緩めず追われた直線も伸び続けて、6F84秒6-36秒3-11秒8をマークした。田村師は「10日競馬なので、(19日に)帰厩した段階で木曜に追い切ると決めていた。しまいの動きは良かったし、体調もいい」と満足げな表情を浮かべた。

 前走は自己条件で2着だが、「出遅れて、その後に出して行ったら引っ掛かるというチグハグな競馬。乗り方次第では、という内容だった」と、指揮官は重賞でも通用可能と見立てる。今回は折り合い面を考慮し、クロス鼻革を着用。「乗りやすくなるように矯正。レースでも着けるつもりです」と工夫を凝らす。

 5代母ローザネイから続く、華麗なるバラ一族の出身で、血統的なポテンシャルは重賞級。「1勝馬なので胸を借りるつもりで頑張ります」とトレーナーは意気込んだ。10年ぶり2度目の福島参戦となる名手ルメールを背に、みちのくの地で大きく羽ばたく。

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