松本大輝騎手騎乗のフィオラーノ(左)がインコースから抜け出す。 2着チョウブク(黒帽)。 (カメラ・高橋 由二)
6月28日の函館5R・2歳新馬(芝1200メートル=16頭立て)は、好位を追走した
フィオラーノ(牡2歳、栗東・吉田直弘厩舎、父
インディチャンプ)が快勝。デビュー戦を白星で飾った。勝ち時計は1分10秒1(稍)。
スッとスタートを決めてインの好位に取り付くと、直線でも鞍上の指示にしっかりと応えて伸び、2着
チョウブクを半馬身抑えた。松本大輝騎手は「仕上がりには自信があって最後まで余力がありました。最初から最後までとてもセンスのある次につながるいい競馬ができました」と立ち回りのうまさを評価した。
母はJRAで勝利を挙げられなかった
カツンダモン。兄姉は2頭がJRA登録されたが勝利を挙げられず抹消されており、
フィオラーノが母の産駒では初のJRA勝利となった。