福島6RでJRA通算100勝を達成した横山琉人(左から3人目)
横山琉人騎手(22)が28日の福島6R・3歳新馬(ダート1150メートル)を3番人気
セイカミナミホリエ(牡=相沢、父
グレーターロンドン)で制し、JRA通算100勝を達成した。
先手を奪い、外から迫る
グラティアムを半馬身振り切り、逃げ切りVを飾った。「調教から動きは良かったです。ハナに行ったら物見をして、直線でも内にモタれる感じもありましたが、着差以上に余力はありました。距離は短いと思っていたが、いい
スピードがあります。伸びしろはあると思う」と笑顔で振り返った。
セレモニーでは兄弟子の石川裕紀人騎手(29)からぬいぐるみを手渡され、「兄弟子ももうちょっと頑張ってほしいです」と茶目っ気たっぷり。「まだ重賞を勝ったことがないので、大きいところを一つでも勝ちたいと思います」と飛躍を誓った。
29日のラジオNIKKEI賞は
インパクトシーに騎乗予定。「チャンスのある馬なので、モノにできるように頑張りたい」と意気込んだ。