「新馬戦」(6日、福島)
七夕前の福島に、期待の新星が現れる。日曜福島6R(芝2000メートル)でデビューを迎える
ラディアントスター(牡2歳、父
サトノアラジン、美浦・林)は、昨年の紫苑Sを制した
クリスマスパレードの半弟。林師は「入厩当初から良く、引き続きいい状態。素軽いというよりも、しっかりとしたタイプですね」と姉譲りの芯の強さを感じている。
1週前の美浦Wは3頭併せの真ん中で年長馬2頭と互角に動き、ラスト1F11秒4の伸び脚を披露した。手綱を取った戸崎圭は「(走る)気持ちのある馬。いい動きをしていましたね」と評価。最終追いでも5F67秒2-37秒0-11秒2を楽に刻み、仕上がりの良さを印象付けた。「及第点以上の動き。少し繊細な面があるので、当日に落ち着いて臨めれば」と指揮官。
ラディアント(輝き)の名にふさわしい走りで好発進を決めたい。