7月5日の函館5R・2歳新馬(ダート1000メートル=7頭立て)は、単勝1・4倍で1番人気の
エムフォー(牡、栗東・石坂公一厩舎、父
フォーウィールドライブ)が大差勝ち。20年6月27日に
ルーチェドーロが記録した58秒5(不良)を更新し、57秒9(重)の2歳コースレコードを叩き出した。
積極策を取り、
ドナソレイ(2着、横山武史騎手)と引っ張った。余裕ある手応えのまま直線へ。入り口では2馬身ほどだったリードをみるみるうちに広げ、他馬を一切寄せ付けなかった。
4週連続勝利と好調の小林美駒騎手は「調教からセンスがあるなと感じていました。スタート練習も一生懸命で、走ることに対してまじめ。それがこの結果だと思います」と充実した表情。「ダートでも芝でも走りきれることを証明できました。いい馬です。その一言に尽きます」と絶賛した。