「北九州記念・Ｇ３」（６日、小倉）

　１番人気のヤマニンアルリフラ（牡４歳、栗東・斉藤崇）が重賞初挑戦でタイトルを獲得した。勝ち時計は１分７秒８（良）。２着に５番人気のヨシノイースター、３着に７番人気のアブキールベイが入り、３連単は６万７３７０円だった。２番人気のロードフォアエースは９着に終わった。

　２連勝中の勢いそのままに重賞を制した。中団で運んだヤマニンアルリフラは、徐々にポジションを上げると、直線で鋭く抜け出した。キャリア１３戦目での重賞初挑戦で、しっかりと結果を残した。

　前走に続いてのコンビとなった団野は「うれしい気持ちでいっぱいです」と笑顔。所属厩舎の管理馬で、普段から調教にも携わってきた。「ヤマニンアルリフラの年末からの成長力にはとても驚かされました。（馬体重が）プラス１４キロでしたが、具合は良く、ある程度自信を持って乗ることができましたし、展開も思った通りでした」と快勝を振り返る。自身は７月を迎えて、今年の重賞初勝利。「焦る気持ちもありましたが、ようやく一つ勝てたので、ここからポンポンと勝てるように頑張りたい」と力強く語った。