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エムフォー(11日・赤木)
先週の新馬戦で函館ダート1000mの従来レコードを0秒6更新して大差勝ちを決めた
エムフォー(牡2歳、栗東・石坂)は放牧へ出ることになった。「さすがにあれだけ走って疲れが見られるのでひと息入れます」と師。
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イクシード(11日・佐野)
イクシード(牝2歳、美浦・木村、父
キタサンブラック、母シャトーブランシュ)は
イクイノックスの全妹。品のある好馬体が印象的で、今後の成長が楽しみな一頭だ。この日はゲート試験を受けて無事合格。順調に調整は進んでいる。
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リアライズブラーヴ(11日・矢野)
エピファネイア産駒の
リアライズブラーヴ(牡2歳、栗東・杉山晴、母イルーシヴキャット)は、川田騎手で20日の小倉5R・新馬戦(芝1800m)を予定。兄には芝マイル重賞で2勝を挙げる
イルーシヴパンサーがいる。「水準には動けていますね。癖のある馬ではないし、乗り味も悪くない。
エピファネイア産駒で距離は持ちそうだが、使い出しとしては小倉の1800mは合うと思います」と師は及第点を与える。
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カイショー(11日・森田)
コースレコードで新馬戦を逃げ切った
カイショー(牝2歳、栗東・長谷川)が次週の函館2歳S(20日・函館、芝1200m)で世代初重賞Vを狙う。「初戦は勝つことが目標だったので逃げたけど、馬群でも折り合えそうだしどこからでも競馬できると思う。その後は放牧に出さず在厩で調整。順調にきているので変わりない状態で出せそう」と師からも力強いコメントが聞けた。楽しみな挑戦。
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フルムーン(11日・安里)
小倉2週目のデビュー予定をスライドさせて乗り込んだ
フルムーン(牡2歳、栗東・藤岡、父
ロードカナロア、母ムーンライトベイ)。「少し太かったのと、集中力を欠くような走りだったので、そのまま出走させるのもプロセスとして良くないので乗り込みました」と仲田助手。姉に桜花賞2着
シゲルピンクダイヤ、フィリーズレビュー勝ち
シゲルピンクルビーがいる血統。もちろん先々を見据えているからこそのスライドである。「2週前の時点でも勝ち負けレベルの動きはありましたが、集中力という点でだいぶ改善されました。もちろん好勝負を期待しています」と手ごたえ十分。デビューは来週の小倉新馬戦(19日・小倉、芝1200m)。ぜひ注目したい。
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ボニープリンス(11日・石渡)
母ルージュバックは現役当時にきさらぎ賞、
エプソムC、毎日王冠、オールカマーと牡馬相手に重賞を4勝した活躍馬。その母の4番仔となる
ボニープリンス(牡2歳、美浦・大竹、父
レイデオロ)が美浦へ入厩。本日、坂路を軽めのキャンターで登坂。まだ全体的な緩さは残っているが、
テンションの高揚が一切なく、落ち着いて登坂できているのは好印象。今後の動向に注目したい。
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