7月13日の福島5R・2歳新馬(芝1800メートル＝15頭立て)を、ルージュボヤージュ(牝、美浦・国枝栄厩舎、父コントレイル)が制し、2020年に無敗でのクラシック3冠を達成した新種牡馬コントレイルが産駒初勝利を挙げた。父を現役時代に管理した矢作芳人調教師が函館競馬場で取材に応じ、祝福のコメントを寄せた。

　矢作調教師「ひとつ(勝てて)感動するというか…。本当に良かった。もちろんうれしいが、本領発揮は秋だと思う。うちの馬も含めて、いい馬は秋にとっているし、早熟(のタイプ)は少ないんじゃないかな。コントレイルはコロナ禍の3冠馬だったから、実力の割に評価が低いと思う。それを見返す産駒の活躍を期待しているし、確信しています」