2億6000万円で落札されたコントレイル産駒のメチャコルタ24提供:Japan Racing Horse Association
「セレクトセール2025」(14日、ノーザンホースパーク)
1歳馬のセリが行われ、上場番号1番の「
メチャコルタ24」(牡、父
コントレイル)が2億6000万円(税抜き)で落札された。
ファーストビットで5000万円の声が掛かると、次にいきなり1億円に跳ね上がった。そこからもみるみるうちに金額がつり上がり、初日の上場番号1番から、いきなりの2億円超えとなった。
購買者である窪田芳郎氏の孫である俊介氏は「想像していたよりも高くなりましたが、ひとまず安心しています。もともといい馬だと思っていたので1番から行こうと思っていました」と満足そうにうなずいた。「血統もそうですけど、馬自体もいいですね。2週前に見たときからいい馬だと思っていましたが、今朝見てもいい馬でした」と高く評価し、今後の成長を楽しみにしていた。
入厩先は福永厩舎となる予定。福永師は「いい体をしていますし、すごくいい馬ですね。母は子出しが良くて、兄姉もみんな走っている。自分も(騎手時代に)
ダイヤモンドハンズで新馬勝ちしていますし、この馬でダービーに行けたらいいですね」と期待は大きかった。
母は15年ア
ルゼンチンのG1であるミルギニーズを制している。父は20年に無敗で3冠を制した
コントレイルで、産駒である
ルージュボヤージュが先週日曜福島5R(芝1800メートル)で初勝利を挙げていた。