爆買いの初日だった。藤田晋氏は計7頭で落札総額は11億8000万円。
コントレイル産駒「
パリスビキニの2024(牡)」は2億8000万円で競り落とした。1歳上の半兄
イナズマダイモン(父
クリソベリル)も所有。藤田氏は「兄の期待値はMAXなので楽しみですよ」と胸を躍らせる。
フライトライン産駒「
セルフレスリーの2024(牡)」は1億9000万円で購入。「もっと高くなると思っていた。(
フライトライン産駒は)1頭持っているけど能力に期待している。現役時代のインパクトが強かったですからね」と6戦6勝で米年度代表馬に輝いた父を評価した。
初日の総括としては「狙った馬をきちんと落とせました。1頭の平均金額が高くなっている印象。2日目は
イクイノックス産駒が上場されるので足をためたかったけど(金額は)いってしまいましたね」と振り返った。21年から参戦した同セールの落札総額は99億7700万円。今日にも大台突破は間違いないだろう。