◆第172回天皇賞・秋・G1(11月2日、東京競馬場・芝2000メートル)枠順確定=10月30日、美浦トレセン
枠番が10月30日、発表された。最内の1枠1番を獲得したのは
コスモキュランダだ。過去10年で3着以内は21年の
コントレイル(2着)だけという枠だが、1コーナー奥のポケットからスタートする東京芝2000メートルは元来、内がかなり有利なコース。加藤士調教師も「スタートしてすぐコーナーですからね。外にいきたい馬(
メイショウタバル)がいるし、真ん中あたりの枠だとごちゃつくかもしれない。そう考えると悪くないです」と納得の表情を浮かべる。
近況は精彩を欠いているが、24年の皐月賞では首差の2着に入るなど能力は確か。トレーナーは「ジッと我慢して、展開が向いてくれれば」と期待を込めた。