キャンプロック25(C)Japan Racing Horse Association
「セレクトセール2025」(15日、ノーザンホースパーク)
新種牡馬
イクイノックス産駒がいきなりの高額落札だ。当歳馬のセリが行われ、
イクイノックス産駒の一発目として登城した上場番号318番の「
キャンプロック25」(牡)が2億3000万円(税抜き)で落札された。
「7000万円からスタートします」と、リザーブ価格を告げる進行役の声が場内に勢い良く響き渡ると、四方から声が掛かって徐々に場内が
ヒートアップ。アッと言う間に1億円を突破すると1000万円単位で一気に金額がつり上がっていく。すぐに2億円に到達すると、最後は2億3000万円でハンマーが落ちた。落札したのは金子真人ホールディングス株式会社。金子氏は、ディープインパクト、キングカメハメハ、クロフネ、
アパパネなどの馬主としても知られている。
母は
キャンプロックは仏G3の勝ち馬。父の
イクイノックスは天皇賞・秋連覇や有馬記念、ドバイシーマクラシック、宝塚記念、
ジャパンCなどG1を6勝した。22、23年の年度代表馬で、23年のワールドベストレースホースランキングで1位を獲得。25年には顕彰馬に選定されている。
イクイノックスの当歳は24頭が上場されている。