20年のレパードSを制した
ケンシンコウ(牡8、美浦・小西一男厩舎)が16日、JRAの競走馬登録を抹消された。今後は種牡馬入りの予定だが、けい養先は未定。JRAが同日、ホームページで発表した。
同馬は父パイロ、母マトゥリアルカ、母の父クリプティックラスカルの血統。19年11月にデビューを迎え、同年12月に早くも初白星を飾ると、翌年5月に1勝クラスも勝ち上がる。重賞初挑戦のユニコーンSでは後方から鋭く追い込んで3着となり、続くレパードSでは一転、先行策に出て初タイトルをつかんだ。
その後もダート中距離戦線で出走を続け、21年のジュライSを制したほか、22年の
マーチSでは12番人気の伏兵評価を覆して2着に好走。約1年ぶりの出走となった今年のジュライSでは競走中止、このほど引退が決まった。通算成績は25戦4勝(うち重賞1勝)。
(JRAのホームページより)