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兄クラレントに続き“きょうだいでサマーマイル王者”に 弟レッドアリオンの関屋記念Vから10年

2025年07月22日 07:30

15年の関屋記念を制したレッドアリオン(撮影:下野雄規)

 12年にサマーマイルシリーズに指定されて以降、関屋記念からは多くのシリーズチャンピオンが出ている。今回は史上初の兄弟王者となったクラレントレッドアリオン、2頭のサマーマイルシリーズを振り返る。

 先にチャンピオンとなったのは兄のクラレントだ。5歳シーズンの14年、春は東京新聞杯が3着、京王杯スプリングCが2着、安田記念が10着と悔しいレースが続いたが、休養に出ることなく、夏競馬に参戦。この判断が大正解だった。中京記念は8着に終わったが、関屋記念で5つ目の重賞タイトルを獲得。これで勢いに乗ると、同舞台の京成杯オータムHで重賞連勝を果たし、サマーマイルシリーズのチャンピオンとなった。

 そして翌15年には1歳下の弟のレッドアリオンが、やはり5歳でサマーマイル王者に輝く。中京記念は8着に終わったが、続く関屋記念を逃げ切って、兄クラレントとの兄弟制覇を達成。最終戦の京成杯オータムHは16着に終わったが、サマーマイルシリーズではスマートオリオンと同点でチャンピオンとなったのだった。

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