新潟日報賞2025に出走予定のペリファーニア(今年3月撮影、ユーザー提供:藤田ことねさん)
GI・3勝を挙げた
エフフォーリアの半妹となる
ペリファーニア(牝5、美浦・鹿戸雄一厩舎)が、土曜新潟7Rの新潟日報賞(3歳上・3勝クラス・芝1400m)でオープン入りを狙う。
ペリファーニアは父
モーリス、母ケイティーズハート、母の父ハーツクライの血統。母はJRAで3勝。半兄の
エフフォーリアは21年に皐月賞、天皇賞(秋)、有馬記念を勝ち、年度代表馬に選ばれた名馬。遡れば曾祖母は名繁殖牝馬のケイティーズ(
Katies)なので、93年の阪神3歳牝馬Sと94年のエリザベス女王杯を制した
ヒシアマゾン、07年の宝塚記念と
ジャパンCの覇者のアドマイヤムーン、08年のスプリンターズSを勝った
スリープレスナイトと同じ一族となる。
ここまで10戦3勝。23年の桜花賞では3着に奮闘。2勝クラスに昇級後は2着→4着→11着と右肩下がりだったが、前走の高尾特別で待望の3勝目を手にした。今回は昇級戦となるが、もともとの実績を考えれば臆することはない。同じ勝負服の
ワールズエンドが強敵となりそうだが、2連勝で待望のオープン入りとなることを願いたい。