新潟7Rの第60回関屋記念(3歳以上GIII・芝1600m)は1番人気
カナテープ(R.キング騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分31秒0(良)。クビ差の2着に10番人気
オフトレイル、さらに2着同着に2番人気
ボンドガールが入った。
カナテープは美浦・堀宣行厩舎の6歳牝馬で、父
ロードカナロア、母ティッカーテープ(母の父Royal Applause)。通算成績は17戦5勝。
レース後のコメント
1着
カナテープ(R.キング騎手)
「重賞をまた勝てて嬉しいですし、乗ったことのある馬でもう一度勝つことができたのも嬉しいです。前走が1800mで今回が1600mだったので、この馬にとってペースが速いと感じていましたが、リズム良く運べて手応えも良かったです。素晴らしい瞬発力を持っていると知っていたので、それを信じていました。道中は折り合いもついて
リラックスしてくれて、それもあっていい脚を見せてくれました。全て出し切ってくれました。
フレキシブルに競馬ができますし、タフな勝ち方でした」
2着同着
オフトレイル(菅原明良騎手)
「開幕週で1枠は良い枠だなと思っていましたし、後ろ過ぎず、出たところで、それが中団くらいだったらなと思いながら出していきました。良い位置だったなと思いますし、折り合いも、そこまで力み過ぎず我慢がきいていました。その分終いも脚を使ってくれました。本質は1400mのような感じはあるので、その分最後は甘くなりました。良い馬です。よく頑張ってくれました」
2着同着
ボンドガール(C.ルメール騎手)
「今日は本来の
ボンドガールの走りを見られたと思います。道中は
リラックスできたことで脚がたまり、この馬らしい瞬発力でいい脚を使ってくれました。ただ、この馬はハンデ56キロで、勝った馬は54キロでしたからね」
4着
トランキリテ(荻野極騎手)
「今日は前に行き過ぎたくないと思ってレースに臨みました。最内のいいところで我慢して、終いも弾けてくれました。体にまだ余裕がある感じですし、もう少し良くなると思うので、楽しみな一戦になりました」
5着
シヴァース(内田博幸騎手)
「折り合いがついていい感じでした。頑張って走っていますが、切れ味で負けた感じです。力を出し切ってくれましたし、先行力が生きるようなレースならチャンスがあると思います」
6着
ニシノスーベニア(大野拓弥騎手)
「スタートが決まって、いい位置で競馬ができました。理想はもう少し
パワーの要る馬場ですが、時計の速い決着でも頑張ってくれました」