キャロットC

東スポ杯覇者シュトラウス CBC賞を勝てば20年ぶり史上4頭目の記録に

2025年08月05日 12:00

CBC賞2025に出走予定のシュトラウス(撮影:下野雄規)

 23年の東京スポーツ杯2歳Sを制したシュトラウス(牡4、美浦・武井亮厩舎)が、CBC賞(3歳上・GIII・芝1200m)で重賞2勝目を狙う。

 シュトラウスは父モーリス、母ブルーメンブラット、母の父アドマイヤベガの血統。母は08年のマイルCSと府中牝馬Sの覇者。伯父のジョイフルハートは08年の北海道スプリントCを制している。

 ここまで10戦3勝。2歳時に東京スポーツ杯2歳Sを制覇。しかし、その後は極度の掛かり癖がネックとなって結果が出なかった。ようやく復調を示したのは3歳秋。始動戦のオーロCで2着に健闘すると、4歳初戦の白富士Sで待望の3勝目を手にした。前走のエプソムCでは力みながらの逃げで13着に終わったが、そういう意味では今回、初の1200mがプラスに出る可能性は十分にある。

 クラシックの登竜門として知られる東京スポーツ杯2歳Sだが、実は後にスプリンターとして頂点を極めた馬もいる。97年のキングヘイロー、01年のアドマイヤマックスは高松宮記念を制覇。98年のアドマイヤコジーンは02年に阪急杯を制し、高松宮記念で2着となった。シュトラウスは偉大な先輩に続けるかどうか。東京スポーツ杯2歳Sの覇者として、史上4頭目のスプリント重賞ウイナーとなることを期待したい。

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