カルパは後方から差し切って勝利した(カメラ・岩川 晋也)
8月2日の中京10R・3歳上1勝クラス(ダート1400メートル=13頭立て)で単勝3番人気だった白毛の
カルパ(牡4歳、栗東・須貝尚介厩舎、父
モーリス)が2勝目をつかんだ。同馬は白毛のアイドルだった
ソダシの半弟で、先月12日の函館での新馬Vで注目を集めている白毛の
マルガ(牝2歳、栗東・須貝尚介厩舎、父
モーリス)の全兄になる。勝ち時計は1分24秒5(良)。
午後5時過ぎでもまだ蒸し暑い中京のスタンドから自然と拍手がわいた。
カルパは道中は中団からの追走だったが、直線で追い出されてからは力強い末脚。1番人気で先に抜け出していた
ハクサンアイリスをかわし、1馬身差をつける完勝だった。
同馬は1勝クラスで12戦目。2着2回3着4回と上位争いしていたが、先月に新馬勝ちした妹
マルガの勢いも乗せたような末脚で、ようやく惜敗続きにピリオドを打った。
川田将雅騎手は「具合がよかったですし、しっかりと前向きに自分の走りをしてくれました」と振り返っていた。