新潟3週目の日曜メインは3歳ダート重賞の「第17回レパードS」。暑熱対策で今週も引き続き7Rに行われる。昨年整備された「3歳ダート3冠」の重要な
ステップレースと位置づけられ、勝ち馬に最終戦「Jpn1ジャパンダートクラシック」(10月8日、大井2000メートル)の優先出走権が与えられる。
中心は
ジャナドリアだ。デビューから無傷の3連勝で雲取賞(大井)を制し、交流重賞初制覇。3冠初戦の羽田盃は2番手の好ポジションで運んだものの、直線でいまひとつ伸び切れず3着確保がやっと。鞍上のルメールは「もう少し走れていいと思うが…」と案外な結果だった。その後は右の背腰やトモに疲れがあり、予定していた2冠目の東京ダービーを回避。ここを目標に調整を進めており、最後の1冠奪取に向け、反撃の構えを取る。
弥生賞ディープインパクト記念2着、皐月賞9着の
ヴィンセンシオはこれがダート初挑戦となる。1歳上の
フォーエバーヤングなどダートで実績を残す
リアルスティール産駒。ダービーを回避し、満を持してのダート転向で世代の勢力図を根底からひっくり返すか。
他に鳳雛Sを2馬身差快勝したハグ。
ドンインザムードはUAEダービーで3着に入り、経験を積んだ。青竜S勝ちから挑む
ポールセンなど好メンバーがそろった。