イーストスタッドに移動したボッケリーニ(c)netkeiba
5月30日に競走馬登録を抹消されたボッケリーニ(牡9歳、父キングカメハメハ)が8月5日、休養先の育成牧場から浦河町のイーストスタッドに移動した。2026年シーズンから同スタッドで種牡馬生活に入る。
2015年の最優秀4歳以上牡馬ラブリーデイの全弟。現役時代は全兄と同じ池江泰寿厩舎に所属し、通算成績は32戦7勝2着12回3着2回(重賞3勝)。3歳2月に芝1600m新馬戦でデビューし、3歳クラシックには無縁だったが、4歳12月の中日新聞杯で重賞初勝利。6歳春の目黒記念をトップハンデタイで優勝するなど息の長い活躍をしたが、今年3月の中山記念がラストランとなった。
事務局となるジャパンレースホースエージェンシーでは「初めての環境にも動じることなく、とても落ち着いていたのが印象に残ります。全兄同様に健康で、使い減りしないタフな成長力を産駒に伝えて欲しい」と期待している。種付け料などは、今後発表される。