フランシュフックの半姉ステレンボッシュ(24年4月撮影、ユーザー提供:おうどんさん)
昨年の桜花賞を制した
ステレンボッシュの半弟となる
フランシュフック(牡3、美浦・木村哲也厩舎)が、土曜新潟4Rの3歳未勝利(ダ1800m)でデビューする。
フランシュフックは父ヘニーヒューズ、母ブルークランズ、母の父
ルーラーシップの血統。母はJRAで3勝。半姉の
ステレンボッシュは24年に桜花賞を制し、オークスが2着、秋華賞と香港ヴァーズが3着だった。また、いとこの
レガレイラは23年のホープフルSと24年の有馬記念、同じく
アーバンシックは24年の菊花賞の覇者。曾祖母は名繁殖牝馬の
ウインドインハーヘアなので、ディープインパクトやブラックタイド、
レイデオロや
ゴルトブリッツも同じ一族となる。
ここまでデビューが遅れたが、美浦に帰厩後は入念に乗り込まれてきた。3週連続で併せ馬をこなし、時計も合格点といえるレベル。姉は芝で活躍しているが、ヘニーヒューズ産駒なのでダート適性にも不安はない。経験馬相手の初陣となる点は割引だが、血統の良さを発揮して好勝負に持ち込んでほしい。