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ルグランヴァンで重賞初Vを目指す原優介騎手は98勝のうち69勝がダート 得意としている訳とは

2025年08月07日 15:16

原優介騎手

◆第17回レパードS・G3(8月10日、新潟競馬場・ダート1800メートル)

 3走前からコンビを組み3戦2勝、2着1回のルグランヴァン(牡3歳、美浦・高木登厩舎、父ルヴァンスレーヴ)とともに、重賞初制覇を狙う原優介騎手=美浦・青木孝文厩舎=は、デビューした20年の本レース(フェイバリット13着)で重賞初騎乗。そこから地道に白星を積み重ね、100勝まで残り2勝に迫っている。原騎手は「1年目は3勝。マイペースだけど色々とやってきて、本当に色んな人にかわいがってもらっています。今週はいい馬がそろっているので決めたいですね」と区切りの勝利&重賞初Vを狙っいている。

 98勝のうちダートで69勝を挙げる砂巧者。「乗る側としてダートは芝と比べて予測するファクターが少ない。例えば、芝は馬場状態によって通す場所が変わりますが、ダートは均一。あらかじめデータをなぞらえて乗ることが多い僕にとっては、ファクターが狭まることで好騎乗につながることが多いと思っています」。データや分析を重視する原騎手の言葉を裏付けるようにダートの複勝率はクラスが上がるにつれて上昇。未勝利12・5%に対して、1勝クラスでは16・2%、オープン以上になると21・1%をマークしている。「クラスが上がると必ず勝っている馬になるので、好走パターンやストロングポイントを見つけやすい。そこを起点に組み立てて走らせるのが得意かなと思っています」と好成績の要因を分析する。

 普段の言動や姿勢から馬づくりや調教を大事にしていることが伝わる原騎手は、馬は後輪駆動という考えからトモ(後肢)の動きを意識。返し馬を大事にすることや、道中を楽に回ってくる技術をつけたことで、しまいの伸びや粘りにつながっている。「(デビュー当初の返し馬は)落ちず安全に、と深く考える余裕もなかった。今は任されている馬や、責任感が全然違います」。技術の向上とともに馬との向き合い方も大きく変化している。

 「中学まで水泳をしていたくらいなので、夏の暑さは苦手」と苦笑いを浮かべるが、「前半に5頭連続で乗っても、その後にクーリングダウンして休めるのは大きい。昼休みは絶対に必要(笑)。普通のスケジュールでは無理ですけど、これならフレッシュな状態で乗れます」と暑熱対策を歓迎。レパードSで騎乗するルグランヴァンは「前に行けるというのは過去のレパードSを見ても有利。脚抜きがいい馬場で力を発揮してくれると思うので少しでも雨が降ってくれれば自信を持って臨める」と過去の傾向をもとに好走するイメージを膨らませる。重賞初騎乗から5年が経過した真夏の新潟で、新たなステージを目指す週末が始まろうとしている。(浅子 祐貴)

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