阿賀野川特別2025に出走予定のアマキヒ(今年3月撮影、ユーザー提供:たろさん)
名牝
アパパネの7番仔となる
アマキヒ(牡3、美浦・国枝栄厩舎)が、日曜新潟8Rの阿賀野川特別(3歳上・2勝クラス・芝2200m)で3勝目を狙う。
アマキヒは父ブラックタイド、母アパパネ、母の父キングカメハメハの血統。母は史上3頭目の三冠牝馬。09年の阪神JF、10年の桜花賞、オークス、秋華賞、11年のヴィクトリアマイルとGIを5勝した。また、半姉の
アカイトリノムスメは21年の秋華賞馬。半兄の
ジナンボーと
ラインベックもオープンまで出世している。馬名の由来は「ハワイに生息する鳥名」となっている。
ここまで5戦2勝。昨年10月に東京でデビューV。続くホープフルSは17着に終わったが、ゆりかもめ賞で3着に巻き返すと、前々走の1勝クラスで2勝目をゲット。さらに前走の青葉賞でも0秒2差の5着に健闘し、重賞でも好勝負できる力があることを示した。
今回は当時以来、約3ヵ月半ぶりの実戦となる。初の古馬相手となるが、秋の大舞台を目指すのであれば泣き言は言えない。全国リーディングを快走する戸崎圭太騎手との初コンビで、通過点にしたい一戦となる。