15日の調整を終え、運動中のヴェローチェエラ(カメラ・山本 武志)
◆第61回札幌記念・G2(8月17日、札幌競馬場・芝2000メートル)=8月15日、函館競馬場
函館記念からの重賞連勝を目指す
ヴェローチェエラ(牡4歳、栗東・須貝尚介厩舎、父
リアルスティール)はWコースに入り、札幌への移動前日の最終調整を終えた。
前走時に比べ、攻め馬の量を増やし、負荷も増やして臨む北の大一番。それでも、悠然とした様子で余裕が感じられる。「落ち着いて、今日も折り合いがついていました。予定通り、上積みもありますね」と北村助手。日曜の天気予報には傘マークも見られるが、「前走みたいな競馬ができれば、後ろはむしろこれないと思うし、この馬自身も気になりません」と同助手は力強かった。