「インターナショナルS・英G1」(20日、ヨーク)
ドバイシーマCに続く海外G1連勝はかなわなかった。日本から参戦した昨年のダービー馬
ダノンデサイルは6頭立ての5着に完敗。戦いの前から
テンションが高く、レースでも大逃げしたバーキャッスルから離れた2番手を進むも力みが目立つ走りで、直線では余力がなくズルズルと後退した。勝ったのはワールドベストレースホースランキングで1位タイの英国4歳馬オンブズマン。2着
ドラクロワに3馬身半差をつける完勝だった。
戸崎圭は「前に馬を置いてレースを組み立てたいと思っていましたが、プラン通りに運ぶことができませんでした」悔しい表情。安田師も「特異なレースになって、なかなか
リラックスできるところがありませんでした」と展開面に敗因を求めた。今後は日本に帰国する予定。まずはリフレッシュを図り、今回の経験を糧にして、次の
ターゲットへ向けて
ステップアップしていく。