◆第1回中京2歳ステークス・G3(8月31日、中京競馬場・芝1400メートル)
アイルトン(牡2歳、栗東・佐々木晶三調教師、父
ダノンスマッシュ)が◎候補だ。デビュー戦は
マイケルバローズの鼻差2着に負けたが、勝ちに等しい内容。昨年の小倉2歳Sで
クラスペディアが2着だったように、この時期の2歳重賞なら未勝利馬でも好走可能だ。
「一回使って、いい方向に変わってきた。能力は負けないし、
スピードもある」と期待を込める佐々木調教師は、先々週に新潟ジャンプSを
インプレスで制し、史上8人目となるJRA全10場重賞制覇を達成。厩舎にも勢いがある。
今年の2歳が初年度産駒の父にとっても重賞初Vのかかる一戦。トレーナーがデビュー前から期待してきた
アイルトンが初代王者に輝く。(戸田 和彦)