約10カ月ぶりに公の場で騎乗姿を披露した藤田菜七子さん
元JRA騎手で昨年10月に現役を引退した藤田菜七子さん(28)が28日、北海道の門別競馬場にゲストとして来場した。ノースリーブで鮮やかな黄色の
ワンピース姿でトークショーにも登場。メインレースのJpn3のブリーダーズGCでは誘導馬に騎乗し、引退して約10カ月ぶりに馬上の姿をファンに披露した。
自身の名前と「775」が記されたゼッケンを付けた誘導馬
メジロゴゼンに騎乗。正装で背筋は伸び、美しい騎乗姿勢は健在。直後に競馬学校時代の同期である坂井が騎乗する
ダブルハートボンド(牝4歳、栗東・大久保)を従え、同じく同期の荻野極騎乗の
マンマリアーレ(牝5歳、美浦・高木)や、1番人気の武豊騎乗の
オーサムリザルト(牝5歳、栗東・池江)などとともに馬場に入場。無事に“大役”を務め、ファンから「菜七子ちゃーん」、「懐かしい」などさまざまな声が上がった。
レースは岩田望騎乗の
ライオットガール(牝5歳、栗東・中村)が勝利。2着が
ダブルハートボンド、3着が
オーサムリザルトだった。