ロゼアの全兄ディープボンド(24年12月撮影、ユーザー提供:深い池さん)
「GI未勝利の賞金王」
ディープボンドの全妹となる
ロゼア(牝2、栗東・高野友和厩舎)が、土曜中京5Rの2歳新馬(牝・芝1400m)でデビューする。
ロゼアは父
キズナ、母ゼフィランサス、母の父キングヘイローの血統。全兄の
ディープボンドは20年の京都新聞杯、21〜22年の阪神大賞典、21年のフォワ賞を制し、GIで2着4回、3着1回で、総獲得賞金の7億6781万5800円は、GIを勝っていない馬としては歴代最多となっている。また、いとこの
ローレルゲレイロは09年の高松宮記念とスプリンターズSの覇者。いとこの産駒となる
ノースブリッジは22年の
エプソムC、23年のAJCC、24年の札幌記念の勝ち馬だ。(株)ターファイトクラブにおいて総額3500万円で募集された。
ここまで坂路中心で調整されてきた。時計は目立たないが血統のポテンシャルは間違いないので、どんな走りを見せてくれるのか注目したい。