セントウルS2025に出走予定のヨシノイースター(今年4月撮影、ユーザー提供:Spice Upさん)
中尾秀正調教師がセントウルステークス(3歳上・GII・芝1200m)で12年ぶりのJRA重賞制覇を目指す。
中尾調教師は66年12月6日生まれ、滋賀県出身の58歳。祖父が中尾嘉蔵元調教師、父は中尾正元調教師、伯父は中尾謙太郎元調教師と中尾銑治元調教師という競馬一家の出身。父の厩舎の調教助手を経て、04年に開業した。JRA通算4721戦390勝。
ビッググラスや
アドマイヤスバル、
マジンプロスパーや
ワイルドラズベリーといった活躍馬を手掛けてきた。
セントウルSには
ヨシノイースターを送り込む。現役では厩舎唯一のオープン馬。ここまで24年の北九州短距離S、今年の春雷Sとオープンを2勝。重賞でも北九州記念で24年、今年と2年連続2着に食い込むなど、タイトルまであと一歩だ。
中尾調教師はこれまでにJRA重賞を4勝しているが、13年のCBC賞の
マジンプロスパーが最後。ここで12年ぶりのタイトル奪取となるか。
ヨシノイースターがトレーナーに笑顔を届けてくれることを期待したい。