5着でサマー2000シリーズ優勝を決めたヴェローチェエラ
「新潟記念・G3」(31日、新潟)
2番人気の
シランケドが大外から豪快に差し切り、重賞2勝目をゲット。ヴィクトリアMでは3着だったが、秋の大一番へ弾みをつけた。2着には1番人気の
エネルジコ、3着には7番人気の
ディープモンスターが入った。人気の一角だった
クイーンズウォークは馬場入場後に放馬した際に右臀部(でんぶ)を痛めて競走除外となった。
ヴェローチェエラが末脚を伸ばして5着入線。合計15ポイントを獲得し、自力でサマー2000優勝を決めた。丸山は「中1週で北海道からの輸送もあったが、馬の雰囲気は良かった。コーナー4つの方がいいとは思うけど、最後はしっかり伸びています」とうなずく。近3年は該当馬がなく21年
トーセンスーリヤ以来のサマー2000王者誕生に、須貝師は「ワンターンのコースがどうかと思ったが、しまいはよく来てくれた。厳しいローテでよく頑張ってくれたよ」と愛馬をたたえた。