ルミテュットの母ユキチャン(09年12月撮影、ユーザー提供:ひまわりさん)
白毛初の重賞ウイナーである
ユキチャンの9番仔となる
ルミテュット(牝2、美浦・萩原清厩舎)が、日曜中山6Rの2歳新馬(ダ1800m)でデビュー勝ちを狙う。
ルミテュットは父
ルヴァンスレーヴ、母ユキチャン、母の父クロフネの血統。母は08年の関東オークスを勝ち、白毛初の重賞ウイナーとなった
アイドルホース。09年にはクイーン賞、10年にはTCK女王盃を制している。そして祖母は「白毛一族の祖」として名高い
シラユキヒメ。ただ、
ルミテュットは鹿毛に出ている。近親には多くの活躍馬がおり、半兄の
アマンテビアンコは24年の羽田盃、イトコの
ソダシは20年の阪神JF、21年の桜花賞、22年のヴィクトリアマイル、同じく
ママコチャは23年のスプリンターズSの覇者。また、姪の
メイケイエールは重賞6勝を挙げている。
ここまで約1カ月をかけて乗り込まれてきた。時計は特筆するほどではないが、攻め量は十分といえる。鞍上には戸崎圭太騎手を確保。砂の大舞台に向けて、結果を出したい初陣となる。