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サンデーTC

【紫苑S】リンクスティップ完璧デモ!秋華賞へ必勝、陣営仕上がり太鼓判

2025年09月04日 05:21

坂路を単走で追い切るリンクスティップ(撮影・中辻颯太)

 中山の秋華賞トライアル「第10回紫苑S」ではリンクスティップが栗東坂路で抜群の加速。桜花賞3着、オークス5着と春2冠で好走した素質馬が秋の飛躍へ弾みをつける。

 格の違いを示す一戦になるだろう。出走予定馬で唯一、春2冠で好走したリンクスティップが坂路で一分の隙もない完璧デモ。前進気勢を内包した活気あふれる走りで前半2Fは14秒7→14秒8と我慢し、手綱を徐々に解放した後半2Fは13秒4→12秒2と円転自在に加速。全体時計は4F55秒1で、新田助手は「オークスの最終追いと比べてもパワフルさが増した感じ」と仕上がりに太鼓判を押した。

 抜きんでた実績もさることながら、成長力でも他を凌駕(りょうが)する。軽度だった左前脚の第1指骨剥離骨折の影響は全くなく、「背が伸びて幅も出た。乗った感触もだが、見た感じが違う。たくましくなった」という馬体は春から約10キロ増の進化を遂げた。父キタサンブラックもダービーから夏休みを経たセントライト記念で12キロ増量し、菊花賞でのラスト1冠奪取につなげた。父は3歳秋から無双の快進撃が始まったイクイノックスに代表されるように、産駒にも豊かな成長力を伝えている。

 最後方から豪快に追い上げた桜花賞、道中に押し上げたオークスの大立ち回りから、開幕週の高速馬場&小回りの中山が不安視されているが、杞憂(きゆう)に終わるだろう。「不器用そうに見えて凄く器用。乗り手の指示に従順で自由自在に動く。スピード馬場の経験はないが、脚が速いので対応してくれると思う」。根拠が伴う自信から「負けられない」と銘打つ前哨戦は、秋華賞出走に向けて賞金的にも好走が必須。緊褌(きんこん)一番、中山から実りの秋につなげる。

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