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ナルカミで不来方賞Vの田中博師2つの“うれしい悲鳴”

2025年09月05日 05:05

2日のJpn2不来方賞(盛岡)を制したナルカミと田中博師(左端)、騎乗した戸崎(右端)

 【競馬人生劇場・平松さとし】

 2日、盛岡競馬場で行われた不来方賞(Jpn2)はナルカミが逃げ切って勝利した。同馬を管理するのは美浦・田中博康調教師。「左右のバランスに問題があり左回りがどうかという不安がありましたが、それを克服できたのは良かったです。距離の2000メートルに関してはむしろ良いと思っていたので、期待通りでした」。レース後、彼はそう語った。

 過去にはレモンポップで盛岡のマイルCS南部杯(Jpn1)を連覇(23、24年)した同調教師だが、現在はダートの大将格として厩舎に今年の帝王賞(Jpn1)を勝ったミッキーファイトがいる。また、他にもオープンのアハルテケSを逃げ切ったウェイワードアクトや、準オープンの立夏Sを大勝したウェットシーズンら、ダートのマイル〜中距離路線で活躍する手駒が豊富にいる。そこへ持って来て、ナルカミも重賞ウイナーの仲間入りだ。とくにミッキーファイトを除く3頭はいずれもオーナーが同じゴドルフィンという事もあり、今後の路線選びにうれしい悲鳴が上がりそうだ。

 うれしい悲鳴といえば、もう一つあった。8月16日にフランスのドーヴィル競馬場で行われたギヨームドルナノ賞(G2)を勝利したのは、同調教師の管理馬アロヒアリイだった。「あくまでも目標は凱旋門賞だったので、もし(ギヨームドルナノ賞で)はね返されるようなら帰国するという選択肢もあっての挑戦でした」。ところがC・ルメール騎手に導かれた同馬は、これを見事に逃げ切って快勝した。よってそのままフランスに残り、凱旋門賞(10月5日、パリロンシャン)に挑むことになった。

 これに刺激を受けたのが舟山瑠泉騎手だ。田中博康厩舎所属で今年デビューした彼は「何か少しでもつかめる事があれば…」と遠征を直訴。9月中旬には現地へ飛んで調教の手伝いをすることになった。「おかげで国内外の人のやりくりが大変になったけど、本人が行く気になってくれたのは喜ばしい事」。師匠・田中博康調教師はうれしい悲鳴を上げて、そう言った。 (フリーライター)

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