今週から中山と阪神が開幕。9月6日(土)は中山・阪神・札幌の3場開催。金曜正午の馬場状態は、中山が芝重・ダート不良、阪神が芝稍重・ダート不良、札幌が芝ダートともに良となっている。
■京成杯AHで
エリカエクスプレスがマイル重賞制覇を狙う
中山11Rは芝1600mの京成杯AH(GIII)。
エリカエクスプレスは3走前のフェアリーSを制し、続く桜花賞でも5着と健闘。前走のオークスは距離が長かったか10着に敗れたが、得意のマイル戦に戻れば巻き返しは必至。重賞2勝目を目指す。対するは3走前のダービー卿CTで2着の
コントラポスト、共同通信杯2着の実績がある
カラマティアノスなど。
■札幌2歳Sで
ポペットが無傷の2連勝を狙う
札幌11Rは芝1800mの札幌2歳S(GIII)。
ポペットは前走の札幌芝1500mの新馬戦を快勝してここへ駒を進めてきた。今回は距離延長が鍵となるが、デビュー戦で見せたセンスの良さがあれば克服も可能だろう。無傷の2連勝で鞍上の橋木太希騎手と共に重賞初タイトル獲得を狙う。対するは2戦目で勝ち上がった
スマートプリエール、全兄に皐月賞馬
ジオグリフを持つ
ロスパレドネスなど。
■白井特別で
ラブリージャブリーが無傷3連勝を狙う
中山10Rは芝2000mの白井特別(2勝)。
ラブリージャブリーは1月の未勝利戦で既走馬相手に初出走で勝つと、間隔をあけて臨んだ1勝クラスも勝って無傷連勝。ここは再度間隔をとったが、無傷3連勝を狙う。対するは約11ヶ月の休養明けとなった前走の月岡温泉特別で2着と好走した
フナデ、堅実な走りを見せる
パンジャなど。
■古作特別で
プリムツァールが復帰戦を迎える
中山9Rは芝1800mの古作特別(1勝)。
プリムツァールは3走前に未勝利を勝ち上がると、続くアネモネSで2着に入り桜花賞への出走権を獲得。その桜花賞では7着だった。今回は自己条件からの再スタートとなり、仕切り直しの一戦に注目が集まる。対するは休養明けでも連勝が期待される
シャドウメテオ、前走で未勝利を脱出した
レイヤードレッドなど。
■エニフSで
インユアパレスがOP初勝利を狙う
阪神11Rはダート1400mのエニフS(L)。
インユアパレスは前走のGIII・東海Sで2着。まだOP勝ちはないが、力のあるところを見せた。ここでOP初勝利を狙う。対するは昨年のオータムリーフS勝ち馬で巻き返しを狙う
ライツフォル、2歳時に重賞勝ちの実績がある
モズミギカタアガリなど。
■西宮Sで
ミナデオロがOP入りを狙う
阪神10Rは芝1800mの西宮S(3勝)。
ミナデオロは1年近くの長期休養明けを叩かれ、前走の佐渡Sで3着と復調気配を見せた。4走前にはリステッド競走の白百合Sを勝っており、実績は上位。得意の1800mでOP入りを決めたい。対するは堅実に掲示板を確保している
オーロラエックス、GIII・毎日杯で2着の
ガルダイアなど。
■阪神7Rで
スライビングロードが自己条件で巻き返す
阪神7Rは芝1600mの3歳上1勝クラス。
スライビングロードは3走前のクイーンCで5着、2走前のフィリーズレビュー挑戦と重賞路線を歩んできたが、前走の青島特別では5着だった。今回は自己条件のマイル戦。母はオークス馬
ダイワエルシエーロという良血が開花するか注目だ。対するは前走惨敗も2走前に未勝利を勝ち上がった
ジョワイユノエルなど。
■札幌スポニチ賞で
ベビーズブレスがクラス突破を狙う
札幌10Rは芝1200mの札幌スポニチ賞(2勝)。
ベビーズブレスは3走前から1200mに距離を短縮すると、未勝利、1勝クラスを連勝。昇級初戦となった前走のHBC賞でも2着と好走しており、ス
プリント適性の高さを示している。勢いに乗ってクラス突破を狙う。対するは前走で小樽特別を勝った良血・
ハリウッドメモリー、前走の末脚に見どころがあった
カワキタマナレアなど。
■札幌4Rで
ホエールキャプチャの仔
マザーズウィルが初勝利を目指す
札幌4Rは芝2000mの3歳未勝利。前走で2着に入って大穴を開けた、GI馬
ホエールキャプチャの仔
マザーズウィルが初勝利を狙う。対するは2戦連続2着の
ウインキララ、5走連続3着以内の
アロマフェリスなど。
■札幌5Rの新馬戦でセレクトセール4600万円の
リリージョワなどがデビュー
札幌5Rは芝1500mの新馬戦。セレクトセール当歳4600万円(税抜き)、
シルバーステート産駒の
リリージョワが浜中俊騎手でデビューする。
■節目の勝利までわずか
・坂井瑠星騎手はJRA通算600勝まであと1勝、阪神で5鞍に騎乗。
・今村聖奈騎手はJRA通算100勝まであと2勝、中山で2鞍に騎乗。