浜中俊騎手騎乗のリリージョワが直線抜け出す(カメラ・高橋 由二)
9月6日の札幌5R・2歳新馬(芝1500メートル=10頭立て※
テーオーレックス競争除外)は、1番人気の
リリージョワ(牝、栗東・武幸四郎厩舎、父
シルバーステート)が、デビュー戦を白星で飾った。11年の秋華賞を制した
アヴェンチュラを祖母に持つ血統で、近親には22年の
ジャパンCを勝った
ヴェラアズールなど活躍馬が多い。勝ち時計は1分29秒4(良)。
発馬を五分に決めて、前半は4番手で運んだ。勝負どころの3、4コーナーでは早くも2番手まで進出すると、直線では鋭い伸び脚で後続を突き放して、最後は2着の
ゴバドに3馬身半差をつける楽勝だった。
浜中俊騎手は「強かったですね。スタートも五分に出てくれて、終始手応えも楽でしたし、直線はスパートかけたら一瞬で抜けちゃったので、1頭になってからはずっと物見していて、それをふらふらならないようにという感じでした。やっぱり瞬発力がいいし、素質は感じます」と評価した。