松若風馬騎手騎乗のテイエムスパーダは4着(カメラ・高橋 由二)
◆第39回
セントウルS・G2(9月7日、阪神・芝1200メートル、良=1着馬にスプリンターズS優先出走権)
サ
マースプリントシリーズ最終戦のG2は16頭立てで争われ、8番人気で川田将雅騎手騎乗の
カンチェンジュンガ(牡5歳、栗東・庄野靖志厩舎、父
ビッグアーサー)が、強烈な末脚を駆使し、ゴール前で一気に差し切った。今年2月の阪急杯以来となる重賞2勝目。勝ち時計は、1分7秒4。
2着は2番人気の
ママコチャ(岩田望来騎手)、3着は1番人気の
トウシンマカオ(横山武史騎手)だった。
2年前の覇者で5番人気の
テイエムスパーダは4着。鞍上の松若風馬騎手が戦前までトップだったサマージョッキーズシリーズの優勝を決めた。
松若風馬騎手(
テイエムスパーダ=4着)「いい枠でしたし、理想はハナでしたが、いいスタートが切れてこの馬の競馬はできました。4角で手応えが悪かったですが、最後まで頑張ってくれている。最近は1200メートルで好走できていなかったので、さらに復調してくれれば」
池添謙一騎手(
ショウナンザナドゥ=5着)「初めての1200メートルで一線級の
スピード馬を相手にしまいは来ました。テンの
スピードは少し対応できないところはありましたが、このメンバーでもめどが立つ走りでしたし、次は慣れが見込めると思います」
吉村誠之助騎手(
アブキールベイ=6着)「いいところで運べて、直線もいいところで抜けてこられましたが、一線級を相手で若干、切れ負けしました。まだ3歳なので力をつけてくれれば」