阪神11Rの第39回セントウルステークス(3歳以上GII・芝1200m)は8番人気
カンチェンジュンガ(川田将雅騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分7秒4(良)。3/4馬身差の2着に2番人気
ママコチャ、さらにクビ差の3着に1番人気
トウシンマカオが入った。
カンチェンジュンガは栗東・庄野靖志厩舎の5歳牡馬で、父
ビッグアーサー、母クェスタボルタ(母の父
ノヴェリスト)。通算成績は20戦6勝。
レース後のコメント
1着
カンチェンジュンガ(川田将雅騎手)
「いい脚で届いてくれました。返し馬でいい馬だなということを知ることができましたので、それでこの馬らしく競馬をしてこようと思いました。
前半はどうしてもこの馬にとっては忙しいので、なかなかポジションを取れませんでしたが、その後はいいリズムで走れていたと思います。いい雰囲気で回ってくることができましたので、手応えも十分に、ここから動いてくれるだろうという雰囲気でした。
きょう一戦乗っただけなので、すべてを把握できたかどうかはわかりませんが、とてもいい内容で走ることができましたので、これは馬にとっても厩舎にとっても自信になる一戦だったと思いますので、無事に次に向かえればと思います。
これから大きなレースがどんどん続いていきますし、GIも始まっていきますので、まだまだ暑いのでそこに気をつけながら競馬を楽しんでもらえればと思います」
2着
ママコチャ(岩田望来騎手)
「枠的にも行く馬がいて、いい位置で競馬ができました。前半が少し速くて、差しの展開になりました。それでも2着に踏ん張ってくれて、能力の高さを改めて感じました。次が本番なので、悪かったところを改善して次に生かしたいです」
3着
トウシンマカオ(横山武史騎手)
「パドックでいろいろアク
シデントがありましたし、まず無事に(レースを)終えられてよかったです。具合も良いとは言えず、私も先生も目標は次と考えていたので良い叩き台になったと思います。昨年とは競馬場も馬場も違いましたし叩き台としてはよかったです」
4着
テイエムスパーダ(松若風馬騎手)
「良い枠が当たってくれて、逃げるのが理想でしたが、思ったより(逃げた馬が)速かったです。この馬の競馬はしっかりできています。4コーナーは手応えが良くありませんでしたが、下がってくるかなというところからよく踏ん張ってくれました。最近1200mで結果が出ていなかったので、今日はよく頑張ってくれました」
6着
アブキールベイ(吉村誠之助騎手)
「いいところで運べて、直線もいいところを抜けてこれたのですが、一線級が相手では若干の切れ負けをした感じです。まだ3歳なので力を付けてくれればと思います」
7着
ヨシノイースター(内田博幸騎手)
「スタートは上手に出てくれましたが、3コーナーの入りがキツくなりました。3コーナーを過ぎて、いいポジションに入れましたが、最後は脚色が鈍くなりました。差のないところまでは走ってくれたので、メンバー次第かなと思います」