第76回チャレンジカップ・G3は9月13日、阪神競馬場の芝2000メートルで行われる。
長期休養明けだった前走の関ケ原Sを勝利した
グランヴィノス(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎、父
キタサンブラック)に期待したい。姉に
ヴィルシーナ、
ヴィブロスがいて、兄に
シュヴァルグランと3頭のG1馬をきょうだいに持つ良血馬。センスが良く、3度目の重賞挑戦で結果を残したい。
新潟大賞典では惜しくも2着だった
サブマリーナ(牡4歳、栗東・庄野靖志厩舎、父
スワーヴリチャード)は鋭い決め手がセールスポイント。内回りコースで楽な競馬にはならないが、前が速くなるようなら台頭も。
オールナット(牡4歳、栗東・高野友和厩舎、父
サトノダイヤモンド)は過去、上がり最速は一度だけ。その点で、新潟外回りから阪神の内回りになるのはプラスで、新コンビの
ジョアン・モレイラ騎手が持続力を生かす競馬で力を引き出す。
マイネルクリソーラ(牡6歳、美浦・手塚貴久厩舎、父スクリーンヒーロー)は前走の目黒記念で3着。やや距離不足の印象もあるが、昨年の中山金杯で3着があり、2000メートルでも注意が必要だ。
そのほか、ここ4走で3勝している
ヴェルテンベルク(牡5歳、栗東・宮本博厩舎、父
キタサンブラック)や、2走前の府中Sを好時計勝ちした
アスクカムオンモア(牡4歳、栗東・藤原英昭厩舎、父
ブリックスアンドモルタル)も侮れない。