現地時間7日、加・ウッドバイン競馬場で行われたノーザンダンサーターフS(3歳上、加G1・芝12f、9頭立て)は、G.ゴメス騎手騎乗の3番人気シャンゼリゼ Champs Elysees(牡5、米・R.フランケル厩舎)が、1番人気キジャーノ Quijano(独)にハナ差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分32秒02(稍重)。さらに1/2馬身差の3着にはシーサイドリトリート Seaside Retreatが入った。
勝ったシャンゼリゼは、父デインヒル、母Hasili(その父Kahyasi)という血統の英国産馬。全姉にジャックルマロワ賞(仏G1)などG1・3勝のバンクスヒル Banks Hill、BCフィリー&メアターフ(米G1)などG1・2勝のインターコンチネンタル Intercontinental、全兄にマンノウォーS(米G1)などG1・2勝のカシーク Cacique、凱旋門賞馬レイルリンク Rail Linkの父ダンシリ Dansili、半姉にメイトリアークS(米G1)などG1・2勝のヒートヘイズ Heat Haze(父Green Desert)などがいる良血。
05年11月に仏・A.ファーブル厩舎からデビューし、フランス在籍時は07年エドゥヴィル賞(仏G3)を勝利。同年に現厩舎へ移籍後はハリウッドターフC(米G1)で2着に入り、今年1月のサンマルコスS(米G2)で移籍後初勝利を挙げていた。通算成績18戦4勝(重賞3勝)。