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“負け組の星”ハルウララ死す 113連敗も当たらない馬券がお守りに 武豊騎乗、映画化と社会現象

2025年09月09日 20:26

のんびりと青草を頬張るハルウララ

 「負け組の星」として平成の競馬史に名を残したハルウララが死亡したことが9日、分かった。29歳だった。引退馬協会が公式サイトを通じて伝えた。

 引退馬協会のサイトで「悲しいお知らせです。本日9月9日午前2時20分、サポートホースのハルウララ号(春うららの会)が、疝痛が原因で永眠しました。享年29歳でした」とハルウララの死が伝えられた。

 「本日、マーサファームの宮原優子代表からハルウララの訃報を受け、13時50分に引退馬ネット事務局から「春うららの会」会員の皆様にメールでご連絡申し上げました。このお知らせをもちまして、引退馬協会、引退馬ネット事務局からの公式の発信といたします。マーサファーム様へのお問い合わせ等はご遠慮いただけますようお願い申し上げます。関係者の皆様にお悔み申し上げますとともに、ハルウララ号のご冥福をお祈りいたします」とした。

 ハルウララは1998年11月17日に高知競馬の第1競走でデビュー。5頭立ての5着だった。連戦連敗を重ねていた2003年に地元メディアの報道をきっかけに全国紙、テレビ各局が追随。同年末に100連敗に到達すると全国的な知名度を獲得した。

 2004年3月22日の106戦目にはJRAのトップジョッキー武豊が騎乗。当日の高知競馬場には1万3000人が来場し、馬券の売り上げも最多となる8億6900万円に到達した。結果は11頭立ての10着。武豊は「乗りやすい馬。ちょっと脚が遅いだけ」と評した。

 ハルウララの単勝馬券は「当たらない」ことから交通安全やリストラよけのお守りとして、全国各地の場外発売所でも人気だった。2005年には故・渡瀬恒彦さん主演で映画「ハルウララ」が上映された。

 

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