「負け組の星」ハルウララ死す 現役時代113戦で一度も勝てず 武豊も騎乗

2025年09月09日 21:05

 ハルウララ

 「負け組の星」として競馬界を超えた社会現象となった牝馬のハルウララが疝痛が原因で死んだことが分かった。9日、NPO法人・引退馬協会が発表した。29歳だった。

 1996年生まれのハルウララは98年に高知競馬でデビュー。2005年に引退するまで113戦に出走したが、1勝も挙げることができなかった。100連敗を重ねた頃には「負け組の星」として話題に。何度負けても、あきらめずに走り続ける姿が多くのファンの共感を呼び、国民的な人気馬となった。04年3月には武豊騎手=栗東・フリー=が騎乗した際は大きな話題となったが、11頭立てで10着に終わり、106連敗を喫した。

 引退後は千葉県御宿町のマーサファームで余生を送っていたが、9日の午前2時20分に息を引き取った。

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